品目 | 品種 | 収穫時期 |
ラビットアイ | ホームベル | 7月中旬~8月下旬 |
ティフブルー | 7月中旬~8月下旬 | |
バルドウィン | 7月下旬~9月上旬 |
ホームベル(Homebell) |
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USDAとジョージア州沿岸平原試験場との共同育成。 1955年に発表。 樹姿は直立性であるが、枝梢がしないため開張的になる。 樹勢は極めて旺盛。果実生産力は非常に高い。 果実は小粒~中粒。果形は円形。果皮は暗青色。果実が成熟すると果肉が軟らかくなり過ぎ、また、果皮がさけやすい。風味は中位で種子を多く感ずる。市場出荷には向かない。 |
ティフブルー(Tifblue) |
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USDAとジョージア州沿岸平原試験場との共同育成。 1955年に発表。 低温要求量は約600~800時間。樹姿は直立性。樹勢は旺盛。株もとから多数の強いシュートが発生する。果実生産力は非常に高い。果実は中粒。果形は扁円形~円形。果粉が多く、果皮は非常に明るい青色。果肉は硬い。果柄痕は小さく乾いている。種子数は少ない。適熟果の風味が非常によい。青色に着色してから5日以上経たないと酸味が残るため、早取りにしないことが重要。日持ち性もよい。ラビットアイブルーベリー栽培の中心品種で標準品種といわれるように世界各国でも広く栽培されている。 栽培上の留意点:受粉樹には‘ブライトウェル’、‘ブライトブルー’および'パウダーブルー'などが勧められる。 |
バルドウィン(Baldwin) |
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USDAとジョージア大学との共同育成。 1985年に発表。 低温要求量は約450~500時間。樹姿は開張性。樹勢は強い。果実生産力は高い。収穫期間は長い。 果実は大粒。果粉は少ない。果皮は暗青色。果柄痕は小さくて乾く。収穫期間中果実の硬さおよび風味は安定してよい。甘味がある。 栽培上の留意点:1、受粉樹としては‘ブライトウェル’および‘パウダーブルー’がよい。2、収穫期間が長く6~7週間にも及ぶ。 |